クローンについて考えてみたい。
人間のクローンについて。
みんな避けてるでしょ。この話題(笑)
子供達に爆弾質問で聞いてみた。
あなたのクローンを作れるって聞いたら作ってみたい?
小2の次男は「作りたい。」
「なんで?」
「僕の代わりに学校に行かせる」
「クローンはあなたと同じDNAで、多分同じような性格だよ。行けって言われて喜んで行くかな?」
「行かせる。そうなるように育てる。」
「ふむ。クローンと自分じゃどっちがエライ?」
「うーん。分かんない。」
分かんないと言いながらもクローンより自分の方が優位である事はゆずれない様子。
7歳児にはかなり意地悪な質問だったな。。
中2の長男は、自分のクローン作っても寝てるだけで役に立たないから、有能なのと掛け合わせてスペック高い人物なら世に送り出す、との事。
実際「ココからは倫理です」(笑)よね。
私の意見では、
神様にとってはクローンもオリジナルも命の重さに差は無いんじゃない?と言う気持ちでいます。
でも、自分のクローン作ったとなれば、やはり自分の奴隷扱いしたくなるのが人の心情というものでしょう。
じゃあ逆に自分がクローンだったら?
臓器目的とか労働目的で作られたクローンだったら。。
イメージしてみて欲しい。
自分はお父さんとお母さんによって自然と産まれたのではなく、目的を持って生産されたものだとしたら。
長男の意見じゃないけど、その場合自分の生命の論拠は「有能である事」になる。
生きてる限り「有能である事」をやめられないし、もっと!さらに!有能な事を成さなければ意味がない。
きっと体に色々チップを埋め込んだりしてトランスヒューマンを望むだろう。普通の自分では、自分にOKが出せないからだ。
私たちは誕生日を自分の発生地点だとみんな思ってるけれど、実はそれより前に発生してる事がある。
受精?受胎?
それより前。
男性と女性が「子供を産みたい」と魂のどこかで合意、もしくは望んだ瞬間。
常にこの世は意識が先なので。
その意識に他の魂が呼応して、受肉したエネルギーに魂が降りて来る。
魂が降りて来るタイミングについては色々と深い気付きがあったのでまた別の日に書こうと思うけど。
じゃあクローンの発生地点は?
「有能なクローンがあったら、自分にとって便利だな」と誰かが意識した時、て事になる。
私の考えでは、クローンもオリジナルも同じ神様から出来た生命なんだけど、その発生時点で悲しみや苦しみを背負ってしまうのがクローンと言える。
生まれた時から自己否定感を持ってる人間なんて可愛そうだ。
だからクローンを作るなら「あなたがどんな存在であれ、愛の結晶としてこの世に出て来るんだよ」と作る側が思えるようでなければ、この技術は実現化してはいけないんだ、て言うのが、私の思う倫理です。
皆さんはどうでしょうかね。
もう実はこの世はクローン人間だらけ、て説もあるので、早めにこの事について考えた方が良いと思います。