7歳までは夢の中


次男のアポロン君、風邪ひいて2日ほど学校休みました。
月火と休んで、2日目になると流石に暇を持て余し、昼寝も出来ずにウロウロ。
私はリモートなので、いつも通り食卓でパソコンに向かって仕事してると。
窓をおもむろに開け、庭に向かってリコーダーを吹き始めた。
風が猛烈に強くて、ものすごく寒い日だったので、冷風が入り込んでくる。
何を思ったか、リコーダーで
「ヒョロロ〜〜♪、ヒョロロロ〜♪」と尺八みたいなのを吹き始め、
「ヨシっ!」と言ってピシャッと窓を閉める。
コチラは忙しいので、一連の動きを気に留めつつも無視して仕事を続ける。
数分「静かにしてるな」と思ったら、また窓を開けて
「ヒョロロ〜〜♪、ヒョロロロ〜♪」
その後「鎮まれっ!」とか言ってまた窓を閉める。
「え、何やってるの?」と聞くも無視される。
今はどうやら瞑想してるらしい。
瞑想が終わると、また窓を開けて「ヒョロロ〜〜♪」。。
あまりにも可笑しすぎて仕事にならん。
こっそり録音してると「今録音したでしょ!」と怒ってくる。
リコーダーで風に語りかけてるんだそうな。
録音聞いてみると、確かに風っぽさがリコーダーで表現されてる。
「瞑想ってさー、心が静かになるって事でしょ?」
「あー、まーそうだよ。よく知ってるね」
「合気道の先生が、瞑想は良いものだから毎日やりなさいって言ってた。」
合気道のハゲ先生。
めっちゃいい先生で個人的にも大好きだけど、
ウチの子、ものすごいおバカな上に、何にも考えないド天然素直だから、
120%信じて意味不明な方向走ってますけどー!
「じゃぁまだだな。あと3時間くらいかかるな。心は静かになってない。」
と一人ごちてまた坐禅?を組んでる(つもりらしい)。
「あー、、、いきなり静かになれ、って言うのは難しいよ。
丸一日やっても厳しいと思うよ。
なんかスポーツめっちゃやった後とか、頭が空っぽになる状態を作ったり、
あとお母さんが寝かしつけの時やってた、頭からハートに降りてくる(誘導)瞑想。
あれやるといいと思うよ。」
と、アドバイスすると、そのまま真剣な表情で座禅を組み、、、
寝た。
シメシメ。
そのまま昼寝に行ったので、風邪も大分治りました。
私も小学生の時、風から不思議な言葉を聞き取ってた事がありました。
その風曰く
「私は黄色い砂のところから来た」遠くから来たのだ、みたいなことを言ってました。
今思えばそれって中国だったのかな。
昭和だったけどPM2.5みたいな??
当時は中国ってのがある事すら良く分からなかったから「へー」って感じで聞いてました。
「一陣の風」って言葉があるけど、風のひと吹きにも記憶とか出身地ってあるんだなー、と感心してたのでした。
混じってる風もあるんだけど。
あと樹木と連動してる風もあったな。
樹木は樹木同士ネットワークがあるみたいで、同じ種類同士ほど回線が速いって感じ。
樹木が「南の方の仲間がヘルプを呼んでる」みたいな事をざわざわ言ってる声が、
風と混じって、風が樹木の拡声器、電話線みたいになってるようだったり。
風が吹くから木がざわめくのではなく
木がざわめいてるから風がそれを伝える。
木々が枯れないように雨が降るのではなく
木々が呼ぶから雨がやってくる。
物理が先なんじゃなくて、spirit(生きてる意思)が先、
っていう原理で世界を見てた気がする。
でもそんなモノの見方はヒマじゃないと出来ない。
小学校3、4年の時までは、夢だか幻想だか、その狭間にいたような気がする。
5年になってから女の子の仲良しグループとトラブルが起きたり、中学受験が始まったりで、
現実でのいざこざに引き込まれて、そう言うのが遠のいた気がする。
アポロン君5年生だけど、夢や幻想と日常の狭間状態なのかな。
貴重な時代だなぁと思いました。
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2/4(日)こちらのイベントに参加します。
旧赤星鉄馬邸の庭園活用社会実験
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小さなチャペルでのキーボード弾き語りの予定です。
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