神様視点で教育経済学

またもやコロナにかかりました。
んーむ、5回目!
2月頭から次男の受験だってのにさ〜。

コロナって変な病気で、かかってる間「自分の魂との繋がり」が消える気がするんですよね。やる気の低下、鬱状態っていうか。

毎回「なぜ私はミュージシャンになる、などという人生を生きてるんだろーか」とか、今更どーでもいい事考えて絶望的になったりします。クリエイティブな事が一切できないアンドロイドみたいな人間になります。治るとケロッとしてるんだけど。
そんなアンドロイド状態にさらに追い打ちをかけたこの動画(笑)

教育経済学っていう学問らしいです。
内容的には、子供の頃のスポーツはさせた方がいいって話です。「忍耐力・自制心・やり抜く力」を育てるからです。おっしゃる事、ごもっともです!

確かに今、次男の6年生クラスで秀才と言われてる子は、1年生から地元でも有名なスパルタ水泳教室に毎日通い、4年生で最上級クラスまで行ってフィニッシュ。現在は塾に行ってトップクラスらしいです。

やり抜く力はやり抜かないと身につかない。
うむっ!
おっしゃる通りと思いますーっ。

ちなみにウチの次男は、体操クラブをやめ、プールを平泳ぎでやめ、サッカークラブをいじめられてやめ、最後合気道も嫌がってやめました。一応全部本人がやるって言って始めたんですけどね。
今は美術教室に通うようになり、楽しくてたまらないらしく毎週ワクワク通ってます。

ただ、習い事のつまみ食いが完全に無意味だったか、ていうと案外そうでもなかったよ、て思うのです。
というかこの手のタイプにはむしろ良かったんじゃないか??

6年生になってみたら、一応鉄棒できるし(体操クラブ行ってなかったら出来なかった。結果授業を嫌がってたかも)、プールも平泳ぎこそ微妙なものの、学校の授業は楽しんでました。
サッカーも本人的にはドリブルとか出来てるつもりらしく、中休み積極的にクラスの友達と遊んでるし。合気道のおかげで受け身は取れるので、興奮するとよく地面をゴロゴロ転がってる(メリット!?)、などなど。

途中で諦めたのばっかりだったけど、親が子供にやらせられる期間って小学校だけだから、「飽きたらお終い」くらいの感覚でやるのはアリだったんじゃないか、と思ってます。

こういう事も行動経済学とやらでデータとって欲しいんですよ

そもそもこーゆー学問のスポンサーやりそうなのってPresidentとか医者とか、そっち系に見えるわけ(勝手目線)。
DQNな方や発達に問題のある方々は、それ専門のチャンネルをご覧ください、みたいな。その層の人たちはそもそも経済活動に参画して来ないので、行動経済学の対象に入りませんって雰囲気あるのよね。

ただですね。
つまみ食いするにも、親に必須な覚悟ってのがあるですよ。
まず第一に「母親としての体裁は諦めろ」。

せめて3ヶ月は続けようよ、ママせっかく先生と仲良くなったのに顔向けできないよ、みたいな。他のお母さんからの評価とか潔く裏切って立ち去る。分かってくれるお母さんは分かってくれる。

第二に「このくらいは達成できるだろう」みたいな期待値、もとい常識、、。
「そもそも頑張れません」系の子供の場合、クラスで用意されてる一般的な目標自体が達成困難レベル。
平泳ぎなら「手だけ」とか。
「泳ぎになってないんですけど〜」ってレベルで、
さぁ、潔く立ち去るのです!
入会金が超絶勿体ないですが。

とにかく「諦めの極致」に達して、初めてその子が伸び伸び出来るところをよーやっと見つけられたわ!て感じになるですよ。
なんか成長してるの私なんですわ!
これが子育ての醍醐味ってやつなんすかねー。

長男はまた違ったタイプのADHDだったので、次男とは全然違うコースでした。
仕事が忙しくてメチャ疲労してる時期だったのに、常に超絶スピードで動き続けるタイプなので、むしろ土日返上で吹奏楽に付き添ったり、メリットをチラ見せして工夫し続けないと、飽きてすぐどっか行っちゃうタイプでした。

2 types of autismってな。Elon面白すぎ。

心理学や行動経済学は結構好きで読みます。
無遠慮に人の成長追い回してデータを得る、かな〜り失礼な学問ですが、データはデータ。
この地球ゲームに生き残るには有用だと思います。
視点を広げて、より進化して欲しいです。
明らかに欠如してる視点、ありますよね。

神の視点。
なんで生まれるのか?
神様の視点で考えたら、人生に点数あんの?

対象年齢が死ぬとこまで追いかけて(失礼すぎる)、
死ぬ直前に以下のような質問してエビデンスを取ったらどうでしょう。(ハイエナのようだ)

「あなたは生まれる前に決めてきた事を、この人生で何割くらい達成できたと思いますか?」

「あなたがこれから死後の世界に行ったら、神様はどんな評価をつけると思いますか?」

あらゆる角度で数値化できないものだらけですが(笑)
人生満足度数とかを所得別偏差値別に集めてエビデンスにしたらどーでしょー。今日まで取ったエビデンスの意味合いが変わってくるかもですYO。

一方で、親の側が「ウチは低収入だから」とか「ウチの子バカだから」とかの劣等感でPresident系のハイソなデータを見られないなら、まずはその劣等感が教育に邪魔ですよね。
内観すべし。

子育てにおいて親の「体裁」と「劣等感」を捨てるのが「親育て」て事でしょうか。


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