睡眠薬や精神薬を飲んでる人が、一定量以上のお酒を飲むと、
なんかスイッチ入っちゃって、
本来は優しい面もある人なのに、
いきなり第二人格のような真っ黒なダークサイド出てきて、
こちらとしては、ほんとーにほんとーにほんとーーーにビックリ!
ってな事があります。
「酔いがさめたら、うちに帰ろう」の映画で、素晴らしく上手に描かれてるシーンがありました。
酔いがさめたら、うちに帰ろう。 [ 浅野忠信 ]
背中から第二人格みたいな黒い人間がメリメリ!って出てきて、
とんでもなく口汚く奥さんをエンドレスに罵るのです。
ストレスとお酒と薬の倍々効果で、
そんな真っ黒人間が瞬間的に出てきちゃうんでしょうかね。
心理学で色々学びましたが、
そんな状況の人を言葉でどうこうする手段って、なんか遠いなぁ、と思いました。
緊急事態は逃げるにしかず。
奥さんや子供がヤバい時は、離れる強さが必須と思います。
子供の家庭内暴力とかも。。
そうではないなら、
も少しイケるなら。
とにかく
「触れる!」
人間ハグが一番。
そして
「気づく!」
「言葉をかける!」
って言うのが今の私の結論です。
衣食住を整える。
本人のいる環境は清潔であるように。
ご飯は人間らしい食べ物を食べるように。
暗い中で電気もつけずに冷えちゃってるなら、
嫌がらないなら後ろからハグが安心かもしれない。
背中でも肩でも触る。
嫌がるなら髪の毛でも爪でもいいから触る。
ちょっとでいいから触れる。
毎朝、毎晩、一瞬でもいいから顔を見る。
目を見る。
一言でいいから声をかける。
本人の事に気付いている、と言う事が伝わると良い。
本人は本人でしんどいワールドにいるのも分かってるけど、
正直、こちらも本当にしんどい。
でもダウンした人と一緒にダウンする事を選ばず、
健康や「色のある世界」はここにある、
いつでも戻れる小さな入り口があるよっていう、
希望を掲げ続ける強さが、求められるんだと思う。
そうすればいつかは抜けてくかもしれない。
一生抜けてかなくてもいいや、という位の気持ちも大事なのかもしれない。
まー良く分かんない。
渦中にいた時は、本当に何もかもが上手く行かない!
って思ってたし。
当時、こういう事を教えてくれる人がいたら良かったなぁ、
と思って書いてみました。
でも基本はシンプルだと思う。
衣食住
触れ合い
希望
結果、それが強い力を形成すると思う。
全部愛だよね。
押し付けかどうかは自分への深い内観が必要。
絶対「自分のがまとも」って思ってるから〜。
相手に気づくっていう愛なのよね。
All You Need is Loveってジョンレノンの言う通りでしたわ。
今四十路で、あと40年位で死ぬだろうから、
せっかくこの「基本」に気付いたのに、
それを実践しないのは勿体無いな、と最近思います。
泣いてる人には「どーしたの?」とか
レジのバイトに話しかけたりとか。
東京人にはちょっと難しいコミュニケーションなんだけど。。
それで相手にウザがられたら、まぁやめれば良いだけの話だし。
これから無駄に歳食ってくより、
そのくらいしてった方が死ぬ時スッキリしてそうよね。