王蟲の目の色が一斉に青くなる時、ドロップアウトそのものが消える


前回のブログがなんでかヒットしたようで、、ありがとうございます。
’我が子がなぜドロップアウトしてはいけないのか?’てタイトルが良かったんでしょうかね。
一応続きです。
先日街を歩いてて、余りにも人が多くてゲッソリフラフラしてました。
そういや週末はブラックフライデー。
あの店この店〇〇%OFF!ってんで人がいっぱいだったようです。
なんだかナウシカに出てくるオームの大海瘴みたいだなぁ。
オームが目を真っ赤にして狂ったようにドタタターー!!って行進するヤツです。

オームは一致団結して同方向に行軍してましたが、
今の人間の私たちは、5Gだか化学調味料だかにやられて、
互いが互いにぶつかり合って、隙あらば相手を食い潰してなんとか自分だけは得しようと、
攻撃色真っ赤な全方向パルプンテ!状態。
ブラックフライデーに脳みそもハッキングされてます。
ナウシカが倒れてる場所から、
1匹気づき、3匹気づき・・。
倍々の数で、円が広がるように目が青くなって、サーッと王蟲たちの攻撃色が消える。

気づきが始まったら、倍々でサーっと理性を取り戻してく。
私たちにもソレが起きると思う。
次男の中学受験は私にとってはソレかもしれません。
私たちは間違った尺度を持たせられていて、
そのせいで攻撃色真っ赤な全方向パルプンテ!状態だって事です。
皆で「この世はゼロサムゲームだ」と信じて、
お金とか偏差値とか、目にみえる尺度で混乱させられてるんだ、て思います。
前回書いた「ドロップアウトしてはいけない」ブロックを、内観して外していきました。
偏差値22の通知表を持ってみて体に起きる反応を感じたり、
自分の受験時の記憶や、親にかけられた言葉なんかを思い出して、、
真正面から向き合いますよ!
インナーチャイルドも出てくるので、そう簡単じゃないですが、
自分の内観に関してはもうプロ級ですから(笑)
もう十分感じたな、と思ったものはポイっと天にお返ししていきます。
外してみると。
ブロックがある状態では「落ちこぼれor落ちこぼれでない」の2択だったのが、
それを超えた状態になると「そもそも評価する基準がない」ってなる訳です。
「ドロップアウトしてはいけない」というブロックがある状態だと、
偏差値「50以上=OK、50以下=NG」なのが、
ブロックがない状態で現実を見れば
「まぁうちの子は偏差値22だってテストで出るならそーなんだろうな」って言う現実があるだけなんですよね。
で、まぁそれはそれで良いか、と。
青リンゴを青くて酸っぱいから100円とするか、
珍しい色で酸味も爽やかなので500円とするか。
青リンゴ自身は100円で売られよーが500円で売られよーが、別にどっちだって構わない訳です。
それを踏まえた上で、もう少し現実に沿ってみますと。
そもそもテストを受ける必要があるのか?
そもそも学校に行く必要があるのか?
そもそも宿題をする必要があるのか?
そもそも受験をする必要があるのか?
私のマインドはクリアになったので、
本人に直接聞き、今後の方針を決めました。
本人曰く、
絵が好きだから絵をいっぱい描ける学校に行きたい。
その学校に憧れがあるから受験はしたい。
今の塾は小規模塾で(親から見ても全然ついていけてないけど)友達もいるから続けたい。
学校は面倒だけど友達もいるから通いたい。
合気道は次の帯とったら辞めたい。
プールも辞める、それで絵の塾に通いたい。
学校の成績はどのくらいの点を自分で取るべきだと思ってるの?
周りが何点とってるとかじゃなくてね?
と聞いたところ
漢字まとめテストは50点は取りたい。
ちなみに担任が出す合格点は90点。(90点以下は合格するまで再テスト)
テストの半分の点取れたら良いなと思ってる。
と、結構しっかり言うので、じゃ、そうするか、と。
ただし今の成績では全部の受験校落ちる可能性あるよ。
来年夏期講習、お正月特訓、長時間勉強するよ、大丈夫?
と念を押しました。
私の方でも、親としてこれは学んで欲しいんだって言う事を整理しました。
伝わったか謎だけど。
漢字と計算は「人間」としてマスト。
だから学校の宿題はやっぱりやるべき。
なぜなら、
自分で読めるようになる、
相手の話を理解できるようになる、
自分で考えをまとめられるようになる、
そうしたら、問題が起きてもなんとか解決できるだろうと頑張れる。
だから勉強は苦手だろうがなんだろうが、基礎的なことはコツコツやる。
結果やスピードが人より劣ってるとか関係ない。
筋トレと同じで自分磨きとして有効。
これも「やりなさい」と言うより「やったらどう?」
と言う親からの提案だけど。
色々考えると、
「自分に力があると分かる」事を目指した子育てが、親としての理想なのかな。
お金や偏差値という勝者敗者の2択じゃなくて、
この青リンゴはしっかりした青リンゴだね!って言う「力」。
だから「アポロン君はしっかりアポロン君やってるかな?」って言う
評価基準でサポートしてくのが親の務めなのかな、って言う結論でした。
相手に向けて「超拡大的な放射状の愛」がないと、この評価基準はキープできないと思うのよね。
子育ては理想論ではない実践デイリートレーニングですね。
ま、ちょっと話が飛びました。
中学受験については、同じように男兄弟の受験で悩んだお母さんにインタビューして、
面白いエピソードや観点を頂いたので、
それについてはまた今度書こうと思います。
気功練習会ありまーす。限定3名様!

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