無くしものエンジェルさん


穴口恵子さんという方のポッドキャストだったか、
「駐車場から何から何まで、宇宙にお願いしちゃえばいんですよ!」
と言っていたのを覚えています。
穴口さんの話では、出かける前から
「お願い!〇〇エンジェル!席取っておいて!」とか
「お願い!〇〇エンジェル!道空いてますように!」とか、ちょっとドン引きするくらいなんでも天使にお願いしてしまうのです。
〇〇エンジェルの〇の中には入れたい文字を入れます。
駐車場が必要な場合は駐車場エンジェル。
信号がスイスイ行くようには信号機エンジェル。。
そんなのいないと思うけど。
きっとお願いされた方で
「あー、、これはとりあえず妖精さん行っといて。
いや、やっぱ事故起きるかもだからミカエル担当で」
とかうまい事担当切り分けて対応してるのだと思いますが。
これも立派な「意図」の使い方ですね。
で、私が実際にやっているのは
「無くしものエンジェル」
ADHD気味で自分でも全く信用のならない脳みそな私は、お財布冷蔵庫に入れちゃったりとか日常茶飯事。
すんごい大事なもの無くしてるのに「ま、いっかー」とそのまま帰っちゃったり。
一生懸命普通のフリしていますが、たまに自分でも驚くことを自分にしでかしちゃう。。
で、そんな時は大概心臓バクバク
「私のバカバカバカ」とパニックになって右往左往するのですが、
最近はそんな時に両手をパンっと合わせて、目はギュッとつぶって
「無くしものエンジェルさん!お願いしやっす!
無くしたアレの場所が分かるように、もしくは出てくるようにしてください。
今日中、できれば今この時間中にお願いしまっす!」
と、お願いします。
お願い自体は切迫してるので本気の気持ちです。
で、お願いを出したら後は落ち着きを取り戻し、ただ淡々と
「ここかもしれない~、あそこの可能性もあるから一つずつ見てくか~」
っとあきらめみたいな気持ちで一か所ずつ探していきます。
ちなみに「私のバカバカバカ!」っていうのもブロックなので、その時自分の内面に起こっている荒波を感じて共にいます。
すると、ささくれてパニックになっていた心が落ち着きます。
ふと「あれ、布団の下ってどうなってたっけ」みたいな気持ちが沸き起ったら、それがお知らせです。
この方法は子供たちにも教えています。
子供たちは毎日学校で「忘れ物」断罪をされているからです。
「宿題忘れたでしょ!」なんてもう死刑並みの大罪ですよ。
「ティッシュ持ってこないくらいなんだよー」って思いますが、子供のうちに持ち物を管理できないと、という親心教育は裏目に出ていますね。
この時点で心にブロック「おまえは(私は)ダメだ」ブロックが出来るんだと思います。
エンジェルがいるいないは置いておいても
1.まずは落ち着く事
2.落ち着くことで、今まで狭まっていた視野が広がり、意外な場所を思い出せる
という事で、「無くしものエンジェルさん」は探し物には非常に有効な手段です。
出てくる期限も明確にしておきます。
とりあえず自分は淡々とその期限まで探していれば、必ず何とか見つけてくれる、
くらいのお任せ感でいるようにします。
何度も繰り返すうちに、本当に私の中で「無くしものエンジェルさん」は頼れる人になってしまいました。
エンジェルさんは「無意識層の拡大したセルフ」と言い換えられるかもしれません。
まぁ説明はともあれ、何度もやってみる事をお勧めします。
そのうち繋がりが確固となってきて、本当に安心材料の一つとなります。