母子

自分のネガティブ晒すようであんまり書きたくないけど、そういうのもちゃんと書こう。
実家のジジババはワクチン接種済み。
「子供に心配をかけない為にもあなたもサッサと打ちなさい」と
実母からラインが来る。
「様子見です」
とのらりくらりと言ってると
「それっていつ打つの!?」
とラインが鳴る。
「えっと、気が向いたら。。」
「長男の次の世代が心身ともに健康だと確信したら。。」
「もう余命ないじゃないのっ!!」
てな感じで、まぁなんだか嫌〜な雰囲気になる。
ずっと働きながら子育てやってるので、私の子育ては手抜き。
休みの日は一人で縄文遺跡とか行っちゃうし、暇だったら作曲して気の狂った歌を歌ってるし。。
そんな私が一人で密室育児してもダメだろう、と祖父母に色々と面倒を見てもらってきた。
おかげでうちの子たちはジジババっ子。
そんな訳で怒り心頭の母親から
「あなたは育児丸投げ大好きよね!
子供を育てようっていう気概を感じないわ」
とおこらリタ。
ガーン。
でも、確かに。
あまり「私」が子供たちの尻叩いて何かを出来るようにさせてやろうって思ってない。
環境は用意するから
勝手に
やってくれ
一応学校の勉強とか、生活習慣とか、最低限は見てるつもりなんですけど、
まぁそう言われても「はい、その通りです」って反省する色さえないから、
ますます嫌〜な雰囲気に。
旦那に相談すると、苦労人なので
「そんな実家があって良いじゃないか」ともっともな事を言っている。
ほんとその通り。
ありがたや。
最近、とある女性作家さんのtwitterを追っかけてるが、
子供を出産されたようで、話題が子供にばかり行っており、あんまり作品を書く時間(仕事)は無いようだ。
twitterも面白いし、子供も大事にして欲しいんだけど。。
いや、でも頼むから!
作品書いてくれ。
毎日1行で良いから!
世界中にあなたの作品のファンいるから!
って思ってしまう。
私も「自分はミュージシャンだ」
と自分定義していた頃は、ライブやったり、授乳期間でも作品作ったりしてたけど、
あまりにも育児と仕事と音楽の両立が大変過ぎて、
「今は母親業に専念しよう、そこから得るものはあるはずだ」と
納得して、作曲するのも勉強するのもやめちゃったのだ。
ま、それも楽しかった。
授乳や育児で、生物的にも価値観がガラガラ変わっていった一分一秒は、超絶新鮮だった。
とはいえ
元々表現者の気質なので、あんまり子育ては結局うまくない。
保育園の先生とか絶対無理。
子供たちが絵を描くのを褒める事だけは自信がある。
自分が表現者だったので、人が「表現したい」って気持ちの尊さが分かる。
手放しで褒めまくる事の大切さが、直感的に分かっていて、それだけは良い育児が出来る自信がある。
逆に、美人で切れものの有能なお母さんの息子がどうしようもなくスケベ太郎で、
小学校で女子トイレに侵入したり、女子のリコーダー舐め回しちゃったり、
いわゆる「女子の敵」をやってて、先生に毎日謝りに行ってる事態もあった。
そのお母さんだって、まさか自分の息子がっ!って遠い目したと思いますよ。
なんで私が平謝りっ。。とか思った事でしょう。
でもそのお母さんは、遠い目しながらも息子を受け入れて、彼女の出来る最善の事をやっていて、
ほんと偉かったな〜と思う訳です。
「子供の出来は母親次第」
みたいな風潮は、女性にとっても子供にとっても
あんまり良い結果にならないんじゃ?と思ってしまう。
母親と子供ってそんなにくっつけて考えなくても良いじゃない?
どっちが壊れててもリカバリーできる、
そんなラクチン社会が出来上がってくれないかな、と思ってる訳でした。
今日はワクチンから始まった、ただの愚痴でした。
お、韻踏んだ。