近所の音楽練習スタジオにセルフでレコーディングに行ってみたですよ。
ボーカルブースだけ借りられるので安いのですが、隣のスタジオでバンド練とかされると、
音が入っちゃうかもしれない、、という一種の賭けのような状態。
雨の平日朝8時〜ならきっとガラガラだろう!
と思って、ママチャリ乗ってカッパ着て行ってきました。笑
ボーカルのレコーディングって言ったら、パリピ孔明みたいな感じで帽子とか被っちゃって
「はよーございまーす」とか言いながらスタジオ入りしたいとこですが(笑)
もうBBAなので、そんな時代は過ぎ去ったから良し。
高額マイク借りて良い音だー!ウハウハ♪と始めたものの、
9時くらいから雨上がったみたいで。
来やがったよ隣のスタジオーー!
ドコドコドコドコっドンドンドンドン!
延々と続くツーバス練習。。
ドラムの個人練で早朝から入ったらしく(良く考えたら見上げた心がけだ)
粒の揃ってない、自分だけのタイム感で暴走しまくりツーバスを延々練習しやがって
(いや、良く考えたら早朝からそれだけ練習してるんだから立派な若者だ)
しっかりコーラストラックに入っちゃったじゃないかーーー!!
せめて100khz以下でやれ!(声のhzと被らない)
意外と音が高いんだよ、へたくそーー!(だから練習してる訳だが)
しかも、どうやら数分続けると疲れるらしく、
10分やって10分休憩みたいな感じでやっている。
「早く疲れろ〜疲れろ〜」と
チッ
て思いながら録音してたので、
きっと奴は私の念にやられて、今頃こむら返りを起こしている事だろう。
なんて、未来ある真面目な男の子を呪っちゃいけませんね。
長男のヘルメス君もドラムを少し齧ったので、家のドラム叩いたりするのですが。
まー、自分だけタイム感の暴走ドラムよね。
若いうちはしょうがない。
むしろ周りを気にして小さくなっちゃうよりずっと良い。
が、イラッとする。
自分も通った道だからな。
大人になるっていうのはね。
自分の演奏だけじゃなくて、相手と合わせたり、時に相手をリードしたりコミュニケーションしたりしながら、なおかつ自分でいられるようになる事なのだよ。
そうして真の上手さや自由さを手に入れるのだよ。
なーんて言ったって、こういうのは自分で通過しないと分からない。
最近ヘルメス君が家にいてゲームばかりしてるのを見るにつけ、
(だって本当に1日中ゲームで遊んでんだもん)
私の内面に「モヤっ」としたものが発生していたのだが。
どうやら私もさすがに本能的に気づいたようだ。
彼がもう生物として独り立ちする時期なんだ、っていう事に。
都会っ子だし、モラトリアムでもなんでも大学卒業までを一応「子育て」と思ってるけど、
生物的には本当はもう手綱を離して、自力で生き始めるよう崖から突き落とす?(笑)時期なんだろうな、そういう側面も愛なんだろうな、っていうのを感じました。
それはまた、私の成長でもあるって事なんだろう。
隣のツーバス野郎の成長も願いつつ、コーラストラックに入っちゃったバスドラの音をローカットしまくってる今日この頃。