紅葉シーズンで旅行に行ってました。
旦那がまさかの当日ギックリ腰で、可哀想だったけど置き去りにし、息子二人連れて奥多摩旅行へ〜。
男子たちが釣りしたいって言うので(私は釣りイヤなんですが)釣りに行きました。
まだ保育園に通う子供が今ほど多くなかった10年くらい前でしょうか。
お父さんが小さな息子連れて歩いてると、なぜか店のおばさん達がソワソワして
「このお団子サービスしよっか?」とかやたらとヘルプ出そうとする現象があったように思います。
息子が「ママがいい〜〜!パパじゃやだ〜〜」とか泣いてると、世のおばさん達は思わず話しかけてしまう。
旦那が当時、2歳くらいだった長男連れて歩いてたら、やたらとおばさんに声かけられるって言ってました。
で、釣り場に息子二人を連れて行った私は、その逆パターンだったようで。。
とりあえず入場したはいいものの、釣り竿の置き方すら分からず、どこに陣取ったら良いのかも勝手が分からない。
そもそも釣りに興味のない母親が長男に向かってイライラしだし、
「あ!アポロン君がまた竿振り回してるから!先にそっち面倒見て!」とギャーギャー騒いでるのを見た、プロフィッシャー?のおじさん達が、なぜかやたらとこちらをチラチラ気にしている。
アポロン君は呼んでもないのにエキスパートフィッシャー?のおじいさんを召喚してしまった。
おじいさんが「13:00から魚放流すっから!」と言ってあっという間にエサを取り付け、ポンっと川に釣り竿入れれば、2秒でつれた。
釣れたはいいが、ビチビチ言う魚を手で捕まえて針を外さなくではならない。
思わず「ヒイーーっ!」とギャーギャー叫びながら作業して網に魚を入れる。
アポロン君が、目をキラキラさせて喜んでいるも腹立たしい。
私はそもそも!
釣りしたくないのに!
「かーちゃん!そこ!網つけとけ!」
と言われ、ビチビチ言ってる魚を網ごと川に漬けるが、エキスパートフィッシャー爺ちゃんの釣るスピードが速すぎて休む暇はない。
あっという間に1人5匹釣れてしまい、今日はもうこれ以上釣らなくていいから、、とお開きにして食事処に持って行った。
手に残るビチビチ感に脱力しつつも、ビールと塩焼きは最高で、息子達も「獲ったどー!」と大満足。
ふと思い返せば、意外とヘルメス君もアポロン君も魚を直接触って針を抜く時は無言だった。
「思わずギャーギャー言っちゃわない?魚、苦しんでるの見るの辛いじゃん〜」と聞くと、
「ママはうるさい」とヘルメス君に怒られる。
アポロン君だって初めての釣りだし、もっとビビるかと思ったけど、怖いは怖いけどそれより「ワクワク感」の方が強いらしい。
魚がビチビチ言ってても終始無言で、私みたいに「キャーキャー」は言わなかった。
なんか本能的に男女で違うんだろうか。
そして、釣りを愛する?プロフィッシャーのおじさん達は、ギャーギャー言うオカンのせいで息子達が釣りを味わえないのを避けたかったのかもしれない。(本能的に)
お団子サービスしたくなっちゃうのが母性だとしたら、
なんていうか、、父性?
そしてその日は鳩の巣渓谷のコテージに宿泊。
アポロン君が「鳩の巣帝国」と勘違いしていて笑った。
なんの帝国じゃ。
歴史の勉強にと将門神社ってのに寄りました。
青梅の領主だった三田氏が平将門の子孫だと言う事から建てたらしいですが、
googleMapにも道が載ってなくて、結構まさかのアドベンチャー。
穴場です。
わざと人が一杯来られないようになってるのかな。
駅からの道順はこのサイトが一番お役立ちでした。
住宅街から国道上を通れる抜け道的な感じです。
https://boo-diary.com/masakado20220902/
息子達は太田道灌って武将の22代目の子孫で、ウチは平家ではなく源氏系です。
平将門っていやぁ呪の第一線で活躍する人みたいに言われますが、もしかして私たち「お、お呼びでない??」
ヒヤヒヤでしたが、きちんとご挨拶して手を合わせると
「ふわぁ〜〜〜〜っ」と奥の方から来ましたよ。
薄い緑というか黄緑というか青っていうか、
すごく男性的なのですが、とっても広い愛がある感じです。
敵とか味方とか、そんな次元では考えていない感じで「良く来たね!」「平和を愛する!」みたい広ーい愛のエネルギーが降りてきてました。
どーー見たって、明らかに男性性。
絶対女性ではない。
「守る」とか「失敗しても責任を取って受け止めてくれる」「成長をおおらかに見守る」みたいな「大きな父性」でした。
将門さんっていうよりは三田氏一族のご先祖なんじゃないかな〜。
この地域の領地を水害から守るのって、本当に大変だったと思う。
武蔵野は武蔵野蛮族ってくらいの田舎侍なワケですが、
武将クラスになる人たちは、色々冷酷な事もあるだろうけど、敵とか味方とか超えて「最大限人死にを出さない」みたいな事考えてたんじゃないかな〜、と思ったのでした。
魚釣りじゃないけど、いつも生死を目の当たりにしてただろうし、そうしたら子供達の事も必然的に「未来を担う者」として考えるだろうし、大人が大人として責任取る、みたいな。
もちろん裏切りとか暴力とか、そんなんばっかだったと思いますが。
割と霊感が強いヘルメス君も「ここ、なんかいるね」って言ってたので、接触があったようです。
平氏と源氏で敵だ!なんて事はないようですな。笑)