天使のイメージが簡単に画像生成AIに置き換えられてしまう

(pixabayのヨセミテ公園写真)
(mid journeyのヨセミテ公園のイラスト)
先日友人から教えてもらったこちらの本。

44枚のオラクルカード本なのですが、kindle無料なんですね。
webでサイコロ振って、そのページ開いてね、という仕組みです。
44枚のカード画像は全てチャネリングを通して着想を得、そのアイデアをもとにAIで描かれてるそうです。
だからkindle無料なのねと納得。(オラクルカードって普通3000円くらいする)
たまに指6本の無表情エンジェル、、いますけど、光の加減とかは確かにめちゃくちゃ綺麗。
という事から、画像生成AIに興味を持ち、長男のススメでmid journeyを一月やってみる事に。
早速心の故郷、アメリカヨセミテ公園であの日見た黄金の草原を描こうと、
あれこれ呪文を唱えました。
プロンプト(呪文)唱えるルールも一通り勉強しつつ、
もうめんどくさいのでchat GPTで
「黄金の光、ヨセミテ公園の草原、川、静けさ、良いクオリティで」
みたいなお願いを英語プロンプトに変換してもらい、
それをmid journeyに貼り付けるだけ。
「これ!」ていうものに辿り着くまで、何度も何度も繰り返すしかなく、
自動生成も案外楽じゃ無いねぇ。笑
とはいえ、まぁホント凄い。
ブログの背景画像くらいには全然良いんじゃ無いでしょうか。
新しもの好きだし、こういう新技術で先に進めることは進めたら良いと思います。
が。
やはり落とし穴があるなー、と気づきました。
しかも観測予測不可能な、重大な落とし穴だと思います。
大天使ミカエルによる「エナジーコードカット」っていうワークがあるのですが(mid journeyも呪文ですが、こっちは本当に呪文です 笑)
まぁ要は「浄化してね」っていう願掛けみたいなものですね。
私にとってミカエルさんってニコニコ顔のおっさんで、
以前「たんたん」さんという方の講座に参加したときに、ミカエルさん(マイケルと先生は呼んでいた)が挨拶してくれたのを脳内キャッチしたのが最初です。
なので、私の体感では「大天使ミカエル=アンパンマンを中年にしたようなニコニコ顔のおっさん」だったのですが、
このオラクルカード見てから「大天使ミカエル」と思うと、
AI生成したツンとしたイケメン(多分Duneやってたティモシー・シャラメという俳優の顔)に
「置き換わってしまった!」のです。
こわっ!
自分の中の映像が、ジワジワとAI生成画像に置き換わってくよ!
おっさんが脳内でイケメンに置き換えられてしまう、なんという速さ!
これってマジ怖いことだと思うのよ。
しかも今後ネットの世界はどんどんAI生成画像になってくから、
もう自分の心の画像はよっぽど注意してないと、表面的なものから順にさっさと置き換わっちゃうと思うよ。
みんなでシェアする、実際にはいないアイコンで世界が構成されていく。
仮想通貨みたいなもんだろうか?
実際に体験した記憶はそうそう簡単には起き変わらないと思う。
色や匂い、会話した記憶とかがあれば大丈夫。
でも大天使ミカエルとか天照大神とか、そういう見た事も触った事もない抽象的な存在だと、イメージ自体曖昧だからねー。
幽界である4次元世界は、ことごとくAI画像に置き換わってしまうのではないだろうか。
4次元が最終的に3次元に影響及ぼしてるわけだからね。
ミヒャエル・エンデの「果てしない物語」では、空想する人間がいなくなってファンタージェンが破滅の危機にいたけど、
実際は「空想する力がコンピューターにハッキングされてしまう」ていうのが未来だったんですねー。これはエンデさんも想定外だっただろう。
それと、mid journeyの画像生成プロンプトは、常に
「/imagine 」
から始まるんですが。
imagine 何何、、って
まさしく人間の持つ最大の力
「想像する力=創造する力」を本当に呪文として使っちゃってるんだよね。
想像する力がAIに置き換えられているという。
こわっ!
便利だけどこわっ!
とはいえAIも人類のデータの蓄積なんだから、単純に悪者っていうわけではないけど。
コンピューターにハッキングされない、AIに置き換えられないもの。
本物の体験、強い念、祈り、強烈な記憶、人体に流れる血、遺伝子、恨みつらみ、失敗
実際に言葉を交わして交流すること、ハグ
思いつくままに羅列してみたけど。
特に「念」の部分は大事だなーと思いました。
「何を作ろうか、どんな未来を描こうか」の意図をしっかり設定すること、
実際に会って話して体験する、を積み重ねる事。
この二つ、思った以上に大事ですね〜。
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