「夢みる給食」自主上映会の感想。
今回は特別会で上映後にzoomでの監督トークがありました。
映画を見るだけでなく、監督から双方向で話を聞けるっての、良い仕組みですね。
「議員さんで上映会は積極的にするくせに、実際の政策では何も活動しない人がいる。
なので、政治団体主催の自主上映会はお断りしてる」と仰ってました。
クリエイターは制作する立場だけど、
それを利用して自分の立場補強に利用される事って、あるある事件ですよね。
悪意なく無自覚にやってて、後から問題になるケースも多いです。
映画で、地元の給食センターも取り上げられてました。
市政直結ではあるものの、給食・食育財団という財団にしたそうです。
有機農法や無農薬に近づけている農家さんと、給食での契約をする事で、
有機農家さんをサポートする事が出来ます。
でもやはり有機米だと高くて、ある地域では年間500万税金から補助してるそうでした。
そんなとこに税金かけるな、という意見もあるかもですが、
上映会後トークでは「とにかく子供ファーストで考えてくれよよ!」と監督が仰ってまして、
いや、主婦からするとほんとソレ。
無農薬野菜は根っこが地下深くまで張って、土中の栄養分を全部吸い上げようとする。
一方で、化学肥料で育つ場合はほとんど根っこは伸ばさず、
地表近くに撒かれた肥料を吸って素早く育つ。
結果、有機野菜と一般野菜では特にミネラルの面で大きな違いが出ているという事でした。
糸満フルーツ園 けんちゃん サイト様より拝借
アトピーやADHDもそういった摂取栄養素の違いではという見解もあります。
もちろん高齢者福祉も急務だけど、今いる子供の頭と体をサポートするのは親世代。
政府がやってくれるの待ってても、癒着があって何も改善しない。
今の大人がやらないで誰がやるんだっていう事でしょう。
とはいえ、私は生まれも育ちも都会のもやしっ子。
ハードな農作業を継続出来そうにありません。
養豚場のお手伝いした時だって、豚は天使のように可愛いけど、畜産はマジ大変と思いました。
家畜小屋で一から育てるより、肉と同じ分子構成製品を
フードプリンターでプリントアウトする方が効率的。
そんな未来は近いようですね。
長男が理系の授業選択で、化学と物理を選択すべきところを
物理が苦手だからって化学と生物取っちゃって、
「君システムデザイン目指すのになんでそっち取ったの??」
て言われてましたが、私としては案外未来を先読みした
「当たり」なんじゃないかと思いました。
プログラミング->遺伝子->フードプリンター
とかありそう。
とはいえ、フードプリンター肉では、不足してる栄養素も一杯に違いない。
味も不味そう。
みんなの食欲に牽引されてフードプリンターも進化するだろうし、
ロボットの発達から農作業の自動化も進化するだろう。
家畜小屋に鶏閉じこめて、身動きも出来ずに卵産ませてる今の時代が、
一番「愛のない」時代かもしれません。
その技術進歩は「愛がベースかどうか」。
そんな問いかけが常に行われてく必要があると思います。
監督がおっしゃっていた「とにかく子供ファーストで考えてくれよ!」て言葉は、
愛がベースだなと思います。
監督が怒ってた議員さん、
上映会だけやって政策は何もせず、みんなにいい顔してるだけ、って人も、
本人的には「愛がベース」で活動してるつもりかもしれません。
でも、周りに行動させて自分は口だけってのは、正解ではない気がします。
農協から農家に化学肥料を使わせて、子供達の健康が蝕まれる中、
アメリカのケミカルメーカーだけが得をしているなら、
やはりそれは「愛がベース」とは言えないです。
自分の仕事が「愛がベースか?」て問うならば、
私も「いえいえ、金がベースです」って状態です。
金がなければKI+chorusも出来ません〜。
時代は「金がベース」から「愛がベース」へ。
なんかしら出来ることを少しずつ変えていきたいですね。
監督さんは頑張ってるなぁと思いました。
倍音まみれのKI+chorusトーニング練習会!やります。
少人数制なのでお早めにお申し込みください。
<今月のライブ情報>
6/22 石橋邸コラボライブ 20分ほどゆいこ演奏
7/14 KI+chorusトーニング練習会
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