先日占いのYouTubeがオススメに上がってきました。
ビックリしたのはタイトル。
「タロット 因果応報」
「あなたを傷つけ苦しめた相手に下る因果応報とは?【タロット占い】」
「【因果応報】あなたを傷つけたあの人の未来 あなたがよりスッキリして幸せになりますように」
因果応報ってキーワード、占いで流行ってるんですね。
コメントも賑わっていて、占い師への感謝や「スッキリした!」という感想も多いです。
かいつまんで見ただけですが、決してこれらのテーマが
「誰かをこき下ろそう」とか「悪口言いまくろう」とかそういう意図で占われてる訳でないのは理解しました。
毒親にインナーチャイルドを傷つけられてるのに、実家で同居してて毎日辛い、とか
仕事頑張ってるのに、上司がモラハラしてきて、自分が悪いのかなんなのか、どうしたら良いのか分からない、とか
好きな人が返信してくれなくて、どう思われてるのか待ってるのが辛い、とか。
モヤモヤモヤモヤ〜〜〜
って、気持ちが長引くと重いですよね。
「あの人はどうしてあんなひどい事を私に言ったの!?」
「いつまでこのモヤモヤに耐えればいいの!?」
「あれって、一体どーゆー事なの??」
「教えて!助けて!」って気持ちかな。
うーん、でも全部逆なんだよなー。
これらのクエスチョンは全部外向きのベクトルじゃん。
外向きに解答求めても、また同じ問題きたら別の解答探さなきゃいけない。
自分にベクトルを向ける、内向きのベクトルに切り替える必要が、どっかであるんですよね。
「酷いこと言われた時の私の反応はどうだったかな?」
と、体内を感じる。
ドロドロとかバチバチとか、色とか形、重さ、体感に置き換える。
しばらくそれと共にいる
「あんな酷い事言う上司を選んだのは、私のどの部分だったんだろう?」
自分の中を感じる。
自分の中身を受け入れる。
とりあえずモラハラパワハラ上司は脳内タコ殴りの刑に処して、
宇宙の果てにぶっ飛ばしちゃっていいですが、
大事なのは自分に残った反応なのです。
自分がどうか
それだけを気にすればいいのであって、そいつがいいヤツか悪いヤツかどーだっていいのです。
その人だって、会社では嫌なやつかもしれませんが、家では良いお父さんかもしれません。
因果応報くらっとけばいんじゃないか?
別に許す必要もない。
あまりにも酷い毒親で家から出られなかったり、
PTSD級のトラウマで直視出来ないとか、
内部の感情を浄化しきれないとか、
色々あると思うけど、結局は死ぬまでにそれらを受け入れてく「内向きベクトル」がどこかで始まるのだと思う。
この占い見るところまで顕在意識に上がってるんだから、あとはベクトルの向きを変えるだけ!
その方が早い。
あと一歩。
そこに気づかせてくれてるYouTubeとも言えるけど、見るだけ無料だから、いつまでも占い漁りに放浪させちゃうとも言える。
まぁ楽しむ分にはいいんだけど。
占いするなら内観する所までガイドしたらどうだろうか。
それ逆さまだよー!
気付けー、がんばれー!