「メタバースの裏側を覗いてみよう」という講演を聞いてきました part1.


3/21(木)11:30~ 13:30~
井の頭公園内、童心居にて気功練習会行います。
静かな空間でのんびり内観トーニングを練習する会です。
限定3名。ご興味ある方はこちらから!
https://kichorus.base.shop/items/78942567

先日、電車に乗ったところ、春の酔客が乗ってきました。
ビニール袋を背負って、大きな声で文句を言いながら車両の床に座り込みます。
何度も同じことを怒鳴り散らしてました。
「俺はなー、お前らみたいにケータイ持ってねーんだよ」
「お前らが非常識なんだろーが、俺が邪魔なんじゃねー、お前らが非常識なんだよ!」
要約すると、
・自分は非常識ではない
・自分はケータイを持ってないから、常識的な事なんて出来ない
というような事を延々ループしているようでした。
まだスマホに切り替えてない老人って一定数いるんですよね。
携帯ショップに来ても、あれこれプランやら身分証明やら説明されて頭がパンクするのか
「もーいーや!」って怒って帰っちゃうおじいちゃん(特に男性に多い)を何人か見たことがあります。
しきりに「嫁はスマホにしたんだよ!嫁が代わりに来るべきだったんだ!」って吠えて帰った老人がいましたが、
誰かサポートしてくれる家族がいる人はまだなんとかなってるんでしょうね。
スマホ操作の概念がない老人に、いきなりこういったデバイス進化は厳しいし、
独居老人や他人に上手く頼めない(特に男性)タイプは、結果的に取り残されてしまった感があります。
電車に乗ってきたこの男性も、本当はスマホ持ちたいんだろーなぁ。
と、ちょっと同情しました。
さて、今回はメタバースについてです。
長いので2回に分けます。
以前こちらの講演会に参加しました。(講演会好きか??)
国立情報学研究所 仮想世界、オンラインゲーム、メタバースの裏側を覗いてみよう

内容としては、
メタバースって何か、
メタバースを利用したサービス(SANDBOXで土地売買とか)、
など、まぁメタバース概観説明が半分くらい占めてたかな。
うちにオキュラスとかないので、私メタバース未経験です。
とはいえ、以前勤めてた会社で3Dオブジェクトマッピングとか3Dパーティクルとか調べた事あったので、割と理解は出来たと思います。
興味深かったのが、
オンラインゲームとメタバースの違いはあんまりない
って事でした。
結局、子供たちがやってるようなオンラインゲームの世界ってのと、メタバースとは、基本的には同一概念をベースにしてるんですって。
まぁ確かにそうだよね。
フォートナイトでいえば、Epic創業者のスウィーニーさんが開発したUnrealエンジンがベース。
スウィーニーさんは、Unrealエンジンのオンライン世界が広がれば広がるほど「神に近づいてく!」って事ですね。
利用者が多くなるほど神になる。
神ってそうやって人に集われ、請われるから神になっちゃうんだなぁ。
って、話がそれました。
ルーカスフィルムが2次元上で1983年にhabitatとして制作したソースコードが公開されており、
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1607/11/news051.html
今でいうセカンドライフとか、そういう概念はもうこのhabitatで出尽くしてるんだそうです。
メタバースはそれらの技術や概念の歴史の上に成り立ってるんですね。
オンラインゲームは、3D空間がゲーム会社によってFIXされ、ユーザーはそこに入ってゲーム進行を2D体験する。
メタバースは、メタバース開発者のモデリング内において、自分でアバターを生成し、ヘッドセットをつけてアバターとして3D体験する。
概念的な違いはこんなもんなんだそうです。
前回のゲーム依存と合わせて考えると、、
将来の子供達の世界が末恐ろしくなるのは私だけでしょうか・・?
ゲーム依存は前頭葉が発達しづらいADHDの子が、環境も手伝って容易に依存していくのでした。
ウチの子タイプの男子は、この世界観から抜け出す事は出来ないのでは、と慄いてしまいます。
とはいえ、実はメタバースは今下火です。
巷には「なぜメタバースが流行しなかったのか?」の反省記事が結構出てきています。
>後半に続く
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